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「なんで、こんな仕事毎日やんなきゃいけないのかなぁ。」
「やってらんねーよな。」
Kさんには、毎朝出勤すると真っ先にやらねばならない仕事がありました。
前日の人事発令のダブりチェックです。ある極めて特殊な条件下で発令業務を行うと発令がダブり、後続処理がすべて止まるため即対応しなければなりません。
でも、ダブリ発生は年1,2回。逆に、その1,2回のためにKさんは毎朝人事システムを起動し同じ操作を繰り返さねばなりません。時間にすれば数分ですが、Kさんは毎朝憂鬱。

2017年4月。私がWinAtorを入れたことを知ったKさんは早速この業務をRPA化しました。
「やった!!」
効果時間はわずかですが、毎朝の憂鬱から解放される「小さな成功」を得ました。

RPAで得られる小さな成功体験

皆さま、こんにちは。WinActorアンバサダーの関です。
RPAに取り組んでKさんのような経験をされた方は多いと思います。前回のコラムで私が20年ほど前にExcelマクロで小さな成功体験をしたことを書きました。わずかなことでも仕事が上手くいくと、ましてや目の前でサクサクと自動処理が動くと嬉しくなりますよね。
この「やった!!」という小さな成功体験は、とても大事なことだと思うのです。

今の時代、ある程度社歴のある組織に入るとそこには既に構築されたシステムやパソコンを使った業務の流れが出来ています。そしてシステムの中身を知らずにその業務を淡々とこなすことを求められます。何か変だな?とか面倒だな?と思いつつも。

RPAはこんな時に役立つツールのひとつですね。

ちょっと勉強して簡単なシナリオを作ってみると、目の前でサクサクと自動処理が走る。
「システム内のデータをダウンロードしてExcelに貼り付ける」
わずか数秒の処理でも、上手く動くと「やった!」ってなり、思わず小さくガッツポーズをしちゃいます。

この「やった!」という感覚こそが小さな成功体験となり、「RPAに限らず」次の改善に取り組む一番のモチベーションになると感じる人は多いのではないでしょうか。
「業務をもっと効率化せよ!」と上司から言われるのと、「やった!上手くいったから、あの面倒な作業も改善してみようかな!」どちらが楽しいですか?

発令チェックをするRRAの名前は「古河ロボ助」

ロボ助は今朝も6:00に誰もいないオフィスで発令のダブリチェックをしています。もうすぐ勤続5年。頑張ってるね。ありがとう。ロボットへの命名話については、また今度。

 

60秒のデモが大反響

2017年6月13日。東京明治記念館。
私は幹事を務めるシェアードサービス(SSC)の異業種交流会で3分間もらい資料2枚(下図)のプレゼンと60秒の発令チェックシナリオのデモをしました。

全国から集まった50余社200余名の反響は大きく、WinActorがあっという間に各社に広まり、その年の冬にはRPA情報交換会が開催されるまでになりました。

 

今後のコラムのテーマ

私は「RPAは人材育成ツール」だと思っています。この考え方をベースに事例を交えてコラムを綴っていきます。もしよかったら引き続き、お付き合いください。
Vol.1 自己紹介・RPAとの出会い・RPAに対する考え方・今後のコラムのテーマ(1月)
Vol.2 小さな成功体験が得られる ・・・・・・・・・・・・・・・今日はココ(2月)
Vol.3 フロー図で業務改善を考えられる
Vol.4 標準化の必要性に自分で気づく
Vol.5 自組織の壁を超え、共通言語で情報交換できる
Vol.6 人前で事例発表するために学びが深まる
Vol.7 教え合いでより深く学び合える
Vol.8 グループで教え合うことでチームが育つ
Vol.9 発表会を企画する自主性が育つ(全員がエヴァンジェリスト)
Vol.10 グループ活動でリーダーが育つ
Vol.11 生産性が上がり、業務効率もアップ。より付加価値の高い仕事ができる
Vol.12 まとめ

変えること、かわることを楽しみましょう! Have Fun!