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トヨタ生産方式とWinActor

皆さまこんにちは。NTTデータ認定 WinActorアンバサダーの澁谷です。
自己紹介についてはアンバサダーコラムVol.1をご覧ください。

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アンバサダーコラムVol.2はトヨタ生産方式とWinActorというテーマでお話をします。

このテーマを聞いて、きっと皆さんこう思ったんじゃないでしょうか。

・生産方式って製造業の話で自分たちには関係ないよね
・生産の仕方の話とWinActorって何の関係があるの?

トヨタ生産方式は決して製造業のみに関係する話ではありません。また、WinActor推進に大いに役立つヒントがあると考えています。

まずはトヨタ生産方式について
トヨタ生産方式の原点は、自動織機(自動的に糸を織物にする機械のこと)の開発で有名な豊田佐吉氏が研究してきた織機に“縦糸が切れると自動的に機械が止まる”といった、異常が起きると機械が自動的に判断して止まる機構を機械に組み込んだ事に原点があります。

※機織り機イメージ(イラストは人力のもの)

その後不良品を造らない、人を機械の番人にしないといった「ニンベンのついた自働化」の考え方と、佐吉氏の息子でトヨタ自動車の創業者である豊田喜一郎氏が1937年ごろに提唱した必要な時に必要なものを必要なだけつくるといった「ジャストインタイム」の考え方が「トヨタ生産方式の二本柱」と言われています。
これを戦後、具現化したのはトヨタ生産方式の生みの親である大野耐一氏です。
大野耐一氏は、資金や資材の乏しい中、日本と比べて、非常に高い生産性の欧米の企業に打ち勝つには「ニンベンのついた自働化」と「ジャストインタイム」の実現しかないと考え、現場にてその具現化にむけた研究を重ね、自働化によるムダ徹底的排除とアメリカのスーパーマーケットにヒントを得た「後工程引取り」の実施によりジャストインタイムを実現しました。

異常(エラー)があると自動的に止まる、不良品(不良書類・不良データ)を造らない、人を機械(パソコン)の番人にしない、必要な時に必要なものを必要なだけ(シナリオを)つくる、これらキーワードを聞いて私は真っ先に「これこそWinActorだ!」と思いました。

① 異常があると自動的に止まる
  →エラーが出たら例外処理でエラー内容をメールで報告したり、ウィンドウを閉じて終了する
② 不良品を造らない
  →不良書類・データを造らないよう、事前検証や照合をしっかりする。ミスも起こらない
③ 人を機械の番人にしない
  →シナリオのスケジュール実行で無人化
④ 必要な時に必要なものを必要なだけ
  →深夜や休日であっても、24時間365日シナリオ実行できる

これらのトヨタ生産方式の重要なポイントは、WinActorの機能や全社展開に相通じるものがあるという気がしませんか。
言い方を変えると、WinActorを導入し業務自動化を進めていく際、このトヨタ生産方式の概念が必ず“推進の羅針盤”になると考えます。

事実、トヨタ生産方式は製造業のみではなく業界問わず、例えば医療関係や物流業、小売業、はたまた片づけや貯金などにも応用されています。

皆さんは毎日の仕事の中で「付加価値を生む仕事」ができていますでしょうか。俯瞰して観てみると、意外とできていないものです。私自身普段の仕事の中にムダはまだまだ潜んでいると感じます。

ムダ・ムリ・ムラ(3Mと言います)の改善手段はいろいろありますが、その中の一つとして付加価値のない業務はWinActorという名のデジタルレイバーに任せて、人は人にしかできない創造性のある仕事に注力できるようにしていきましょう。

アンバサダーコラムVol.2、いかかでしたでしょうか。
次回は「7つのムダとWinActor」についてお話します。お楽しみに。